吹奏楽コラム
2022年07月09日

【吹奏楽コラム】部活動指導員と外部指導者の違いは?価格は依頼前に確認を

外部講師の依頼なら!部活動指導員と外部指導者の違いは?

東京・神奈川で外部講師を依頼するにあたり、部活動指導員と従来の外部指導者の違いを知っておくことが大切です。どちらも外部講師に変わりありませんが、規定やできることなど様々な点において違いがあります。この記事では、部活動指導員と従来の外部指導者との違いや、外部講師を招くにあたってクリアするべき問題についてお伝えします。

 

部活動指導員と従来の外部指導者を比較!

部活動には、生徒の引率や指導を実施するために顧問となる教師が配属されます。しかし、配属先の部活動に対して知識や経験がない教師だと、生徒の技術力の向上が見込めず、外部の指導者に依頼することも珍しくありません。

数年前までは、技術的な指導を実施する役割を外部指導者が担っており、顧問教師と連携して生徒を指導していました。しかし、外部指導者は教師とは異なるため、単独での引率ができないなどの制限が起きてしまいます。

最近になり、「部活動指導員」を採用する制度が誕生しました。部活動指導員とは、校長の許可を得ることで、部活動の指導に限らず学外での単独の引率も可能とされている人です。

他にも、生徒に対する技術的ではない部分の指導や保護者との連絡、会計管理といった部活動の運営を担う場合もあります。

外部指導者が教職のような公的な立場ではないのに対し、部活動指導員は学校教員のような立場に位置づけられるのが特徴です。そのため、今までのように技術的な部分だけの指導ではなく、勉学との両立や人格の育成といった教育的な部分まで指導することになります。

また、部活動指導員は教員だけでなく、保護者とのコミュニケーションが必要となることも特徴です。

そして、外部指導者はボランティアという立場も多かったことに対し、部活動指導員には報酬が発生するのが決まりです。外部指導者でも指導料が発生する場合もありますが、部活動指導員は自治体などによって報酬に規定があることが特徴です。

規定や条件、報酬、できることなどに違いがあるため、部活動の指導を外部に依頼する場合は、それぞれの違いを把握しておくようにしましょう。

 

外部講師を招くにあたってクリアするべき問題とは?

学校の吹奏楽部においては、以前から顧問教師の指導力不足が問題となっていました。音楽専科教員であったとしても、必ずしも吹奏楽の技術や経験があるわけではありません。また、教師自体の数が減っていることもあり、吹奏楽部は音楽専科教員が担当することが常で、たとえ吹奏楽経験者の教師が他にいても、顧問を依頼することが難しい状態になっています。

 

そういった状態で注目されているのが、部活動指導員や外部指導者といった外部講師の採用です。しかし、大切な生徒への指導を任せる講師を選ぶ、かつ新たに人を採用するわけですから、学校側でも採用のための制度を整える必要があります。

 

学校運営上で外部講師の採用を制度化するためには、以下のような問題点が挙げられます。

  • 外部の人間が学校に頻繁に出入りするため、セキュリティの見直しや危機管理のための具体策や行動マニュアルの作成が必要
  • 外部講師も一組織人として、学校運営組織への対応力や自覚を持ってもらう必要がある
  • 外部講師に学校の教育方針や教育方法を理解してもらい、適応してもらう必要がある
  • 外部講師には指導中のケガなどに対する補償制度がない、または曖昧になっている
  • 外部講師の任用期間の設定、更新の可否を判断する基準がない、または曖昧になっている
  • 外部講師の人権を保護する制度(パワハラやセクハラに対する対応防止策)がない、または曖昧になっている

また、外部講師側も生徒に関わるための留意点を洗い出し、学校側へ対策を求めることが必要となります。

吹奏楽部で外部講師を依頼する場合、学校として関わることになるため、部活だけの問題ではありません。そのため、学校側とよく話し合い、採用に関する問題点をクリアしていくことが求められます。

 

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数年前までは、部活動に配属されている顧問教師をサポートする目的で採用されていたのが外部指導者でした。現在では外部指導者に関する制度ができ、より生徒の教育に携わる部活動指導員として採用することが可能になっています。

学校側でも外部講師を招く際の問題点を洗い出し、解決できる仕組み作りが求められます。

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