吹奏楽コラム
2022年07月09日

【吹奏楽コラム】短期間で効果を発揮する練習法・集中力の仕組み 中学・高校対応

限られた時間で成果を出すには高い集中力が重要

東京・神奈川で外部講師に吹奏楽の指導を依頼するなら、小学校・中学校・高校の指導に対応するmusikerkreis.comへお問い合わせください。「部活動」という限られた時間の中で練習の質を上げるためには、高い集中力を維持し続けることが肝心です。この記事では、短時間で効果を発揮させるための練習方法と、集中力の仕組みについて解説します。

 

短時間の練習で効果を発揮する方法

吹奏楽を上達させるためには、「長時間の練習が必要」「休みなく夜遅くまでの練習が必要」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

しかし、昨今の部活動では、教育方針の改善や顧問の負担軽減を目的として、練習時間が限られているケースも見られます。また、大人でも集中力の平均持続時間は約50分といわれています。そのなかでも15分ごとの周期があり、約15分高い集中力を発揮すると、その後に一度集中力が落ち、また15分程度集中できるという波があります。中学生や高校生でも集中力には波があるため、長時間集中力を保って練習することは難しいのです。

そのため、短時間で効率のいい練習を行う必要があります。

練習方法を工夫すれば、部活動のような短時間でも吹奏楽を上達させることができます。今回は、短い時間で効果を発揮させるための方法について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

 

集中力を高める

短い時間で効果的な練習を行うためには、高い集中力を維持することが必須となります。集中力が低いまま長時間練習するよりも、集中力を高めたまま短時間練習した方が上達のスピードは速いです。

しかし、中学生や高校生にそのようなことを言っても、実践するのは難しいかもしれません。

そこで、高い集中力を維持させるためには、具体的な目標を定めることが必須です。自分の最終的な目標を定めることで、練習に身が入り、目標までの道筋が明確化されます。

また、身の回りに集中力を欠けさせるようなものを置かないことも重要です。

 

時間を区切る

人間は、一つの物事を行うために与えられた時間を余すことなく使うという心理があります。そのため、練習時間を設定しないとモチベーションが低いまま、だらだらと練習する可能性が高いです。

そこで、どの練習においてもタイマーを設定して時間を区切ることがおすすめです。タイマーを活用することでその時間内に練習を終わらせようとする心理になり、改善が見込めます。

 

集中力の仕組みや発揮するために必要なこと

人間の集中力は、脳の前頭葉と呼ばれる部分で発揮され、使えば使うほど減少します。吹奏楽の練習を短期間で実施する際、高い集中力を維持しないと上達は見込めません。

とはいえ、高い集中力を維持するための方法を理解している方は、大人でもそう多くはないと考えられます。ここからは、集中力を発揮するために必要なことを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

生活習慣を整える

集中するためのコンディションを整えるには、生活習慣の見直しが重要です。

まずは脳に十分な休息を与えるために、睡眠をしっかりとりましょう。6時間半から7時間半を目安に、「よく眠れた」という感覚がある適切な睡眠時間を確保してください。

また、運動して体力をつけることも大切です。体を動かして血流がよくなると、脳の働きも活発になります。一度途切れた集中力を再度上げるためにも、30分程度の運動が効果的です。

そのほか、脳の働きをサポートしてくれる栄養を摂取することもおすすめです。脳の栄養となる糖質をエネルギーに変えるビタミンB1、貧血を防ぐ鉄分などを積極的に摂取しましょう。

 

目標・計画を立てる

集中力を発揮するためには、目標や計画を立てることが有効です。目標が曖昧だとなかなか集中できず、練習の質が下がってしまいます。

「どのような順番で取り組むか」「どこまでやるか」「いつまでやるか」など、目標・計画を立ててから取り組むことで、そこに向かって集中することができます。

 

中学・高校における吹奏楽部の外部講師依頼はmusikerkreis.comへ!

部活動といった限られた時間の中で吹奏楽を上達させるためには、高い集中力を維持し続ける必要があります。集中力を維持するためには、生活習慣を見直して体のコンディションを整えたり、目標・計画をしっかり立てたりすることが大切です。

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